エリクサー Optiweb Super light弦を買いました。
自分は高校生の頃より長年エリクサー弦を愛用してきました。
しかしながら、やはりずっと同じ弦では多少なり飽きが来てしまう…ではないのですが、エリクサーしか弾かないので楽器屋などでノンコーティング弦を触った時に家のギターとの感触との差に驚いたりします。
現状、エリクサー特有の滑りやすさに任せて乱暴なフィンガリングをしている部分も多く改善しなければという思いがありました。ノンコーティング使ったほうがいいな、と。
しかし、ギターの弦交換って面倒なんですよね。特に自分は今ロック式トレモロのギターを使用しているのですが、もうとにかく面倒。。。
今更ノンコーティングに変えて、数週間に一度のペースで張替えとか無理です。
そんな時、2017年にエリクサーからノンコーティング弦に近い新製品が出ることを知りました。
究極のコーティング弦、「OPTIWEB™」誕生 | Elixir® Strings
昨日知ったのですが、直後にAmazonでポチっちゃいました。実はサウンドハウスのほうが安く売っていたのですが、入荷待ちだったので速さ優先で!
本日届いて早速張り替えたので、いくらか所感を。結論としては「とてもいい買い物をした」って感じです。
- 演奏感
Nanoweb慣れしていた自分からすると、やはりというか感触がかなり違いますね。全体で見ればかなり滑りやすい方とは思いますが、エリクサー特有の滑りやすさが低減されています。
ただ、それゆえにNanowebのときの感覚で適当なスライドをするとフィンガリングノイズがジャリっと入ります。ここは良し悪しですかね。逆にNanowebが少なすぎたともいえると思います。
良く言えば「ダイレクトに」、悪く言えば「ごまかしが効きにくく」なったと思います。
ギターが一本しかなくて、演奏技術がエリクサーに支えられてるな(?)と感じてる方は少し面食らうかもですね。僕は食らいました。
- テンション
テンションはあまり変化がないと思います。相変わらず高いですね。チョーキングの難易度が下がるってことはないです。
ただ、滑りにくくなってるのでチョーキングしようとしたら指が滑っちゃう(自分はよくやります)ってことは減ったと思います。
滑りやすさが下がってるので、Nanowebと同じ感覚でチョーキングしながらスライドなんて芸当すると指痛めます。
余談ですが、今回ロック式トレモロのストラトにはじめてスーパーライト弦をつけたんですよ。これまでライトゲージでビビったことなかったんですが、なんか結構ビビって困りました。テンションが足りなかったみたいです。
結果、ナットとドライバー持って2時間くらい格闘する羽目に。エリクサーは関係ないですが、スーパーライト弦の罠ですね。トレモロ使ってる人はご注意。
- 音について
アンプを通さない素の音では、わりと違う気がします。語彙が少なくて上手に表現できないんですけれども。
Nanowebは比較的シャリシャリしたブライトな感じがありますが、こっちはすごい綺麗な音ですね。
アンプを通すと結構違います。ドライブ一本だけ噛ませた場合だとNanowebに比べてかなり柔らかくなった印象があります。
- 耐久性
まだわかりません。
ちなみにNanowebは短くて2ヶ月、長いと半年張り替えないです。それくらいもってくれるといいですね。
総合的な感想としては、良い意味でエリクサーらしくない弦だと思いました。
系統進化じゃないですね。Polyweb、Nanoweb、Optiwebでグラードン・カイオーガ・レックウザの関係です。
Nanoweb一筋だったんですが、Optiwebつけているギターは常時1本用意したいなって感じました。
無関係な一言:新しいレスポール欲しい。